「文化」とは、人類が長い時間をかけて学びとり、共有し、伝達・伝承しながら創りあげてきた行動様式・生活様式全体のことです。
衣食住をはじめ、言語・習俗・学問・芸術・道徳・宗教・政治・社会制度・技術など、およそ人間生活に関わりのあるものは、みな文化の一部と言えるでしょう。
つまり、文化とは多種多様な人間の生き方そのものに、ほかなりません。
そして、自分の文化を発信し、他者の文化を受容する行為が、まさに「コミュニケーション」です。
そもそも「コミュニケーション」という言葉の語源は、「他者と分かち合う」ということなのです。
「自分」また「他者」の意味するところは、個人に始まり、家族、学校や職場などの集団、社会、民族や国家へと広がっていきます。
個人の関係では、まずお互いのこころを感じあうところから、コミュニケーションが始まります。
民族や国家の関係では、お互いの文化を理解しようとする心構えがなければ、コミュニケーションは円滑には進みません。
情報化・グローバル化が急速に進む一方で、さまざまなレベルでの「ふれあい」「つながり」が次第に希薄になっている今日、コミュニケーションの重要性はますます高まっています。
文化コミュニケーション学科では、ことば、生活、社会、歴史、こころなど、さまざまな切り口から、人間がこれまでに創りあげてきた「文化」への理解を深め、
現代社会を生きるための「コミュニケーション力」を身につけます。 今日の社会的要請に応え、幅広い職業分野で活躍できる人材を育成するために、多種多様な文化のあり方や人のこころを理解し、それらを表現・発信できる能力を高めていきます。
人間環境学・文化コミュニケーション学の基礎をしっかり学びます。
まずはフィールドに出て体験することから始めましょう。
修学アドバイザーの先生が大学生活をしっかりサポートします。
将来の目標に向かって歩き始めます。
面白そうな授業が盛りだくさん!
コミュニケーション演習で「話す」「聞く」「考える」トレーニングを。
「資格をとる」ことにも意欲的にチャレンジしましょう。
あなたの専門性にみがきをかける時期。
いつしか深い学問の世界へと。
ゼミナールではディスカッションが中心で、プレゼンテーションの力を養います。
テーマを決めて調べることがおもしろい、と知るのもこの頃。
インターンシップで「働くわたし」をイメージします。
卒業研究は少人数クラスで、指導もバッチリ。
ときには先生に進路の悩みを聞いてもらったりして。
キャリアセンターが、就職活動をしっかりサポートします。
先輩たちの卒業研究テーマを一部紹介します。