龍田村・布農部落 / taiwan_20040130-1321

龍田村(1)
龍田村は植民地時代には鹿野村と呼ばれ、1915年から農業移民の集団入植がはじまった台湾では最も古い日本人移民村の一つです。もともと台東製糖会社が甘蔗栽培のために農民を移住させた集落ですが、1919年の台風による被害で台東製糖が大打撃を受けてからは、台東開拓会社がこの地方の移民事業を所管することとなり、漢族の移住も推進しました。しかし度重なる台風の災害で次第に衰退し、日本の敗戦直前にこの地に居住していた日本人は10戸に満たなくなっていたそうです。


ホーム 次へ


taiwan_20040130-1321