「日本と韓国・朝鮮」(08〜09P)・「日本とアジア」(07P以前)授業案内


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《概要・学習目標》

本講義のテーマは「在日朝鮮人の歴史」です。日本に在住する外国人の中で最も多数を占めているのは韓国・朝鮮籍の人びとですが、その大多数は日本の植民地統治期に渡日した人びとの子孫です。とくに大阪は戦前から一貫して在日韓国・朝鮮人が最も多数居住していた地域です。日本人にとって最も身近な外国人である在日韓国・朝鮮人の生活史をたどりながら、国際化時代の日本社会がどうあるべきかを考えていきましょう。

《テキスト》

使用しない(ノート講義)。

《参考書》

  • 朴慶植『在日朝鮮人運動史――八・一五解放前』三一書房、1979年
  • 金賛汀『朝鮮人女工のうた――1930年・岸和田紡績争議』岩波新書、1982年
  • 金賛汀『異邦人は君ヶ代丸に乗って――朝鮮人街猪飼野の形成史』岩波新書、1985年
  • 朴慶植『解放後在日朝鮮人運動史』三一書房、1989年
  • 梁永厚『戦後・大阪の朝鮮人運動(1945〜1965)』未来社、1994年
  • 金賛汀『在日コリアン百年史』三五館、1997年
  • 杉原達『越境する民――近代大阪の朝鮮人史研究』新幹社、1998年
  • 樋口雄一『日本の朝鮮・韓国人』同成社、2002年
*その他、授業中に適宜紹介します。

《授業計画》

  1. オリエンテーション
  2. 在日朝鮮人社会の形成
  3. 1920年代の在阪朝鮮人
  4. 15年戦争期の在阪朝鮮人
  5. 日本の敗戦と解放後の在日朝鮮人運動
  6. 分断固定化と在日朝鮮人
  7. 共生社会への模索

《成績評価方法》

定期試験の得点で評価し、レポート、平常点(出席)は加点のための調整点として使用します。

《成績評価Dに該当する「*」の基準》

定期試験を受験しなかった場合