サバヒー
「サバヒー」とは「虱目魚」の福建語読みで、英名はmilkfish。
インド・太平洋の熱帯から亜熱帯にかけて広く分布する白身魚である。
身は淡泊だがぱさぱさし、小骨が多いため、日本人の嗜好には合わないとされる。
しかしフィリピン、インドネシア、台湾などでは需要の多い大衆魚である。
単一の魚種では世界一の養殖量と言われ、その歴史も古い。
醤油だれにつけたサバヒー
これを繊維状になるまで煮詰めて「でんぶ」にする。
養殖池で捕獲されるサバヒー
養殖池には海水を引き込んである。
仔魚は半年ほどで全長40cmぐらいに成長すると出荷される。
